メモログ

考えているコト、作ったモノ、書いたモノなどをゆるく書きとめる

ヘアピン入力のショートカット

Finale入力効率化の続きです。

本日は、ヘアピンの入力のショートカットを作成しました。
そのうち、iPadのTouchOSCから操作できるようにしたいと思います。

youtu.be

以下のページよりダウンロードしたJWプラグインを利用しております。

www.rpmseattle.com

無料で使用可能で、Finale25 64bitにも対応しております。素晴らしい。
これくらいコントリビュートできればと思うのですが…

ま、車輪の開発は一度で良いわけで、
スキルが上がればやりたいことも高度になるでしょうし
結果的に自力で取り組まなければならないことも見えてくるでしょう。

まずは、手の届くことから地道に積み重ねたいと思います。

作業の効率化について

ここ数年、時間が足りないなと漠然と感じております。
特に、スキルアップの時間を確保できていないことが大きな問題だなと。

そこで、一日を観てみると「寝る」「仕事」「家族との時間」「考える/決めること」「作業」が大半を占めておりました。
時期にもよりますが、特に気になるのが作業の時間です。

作業、、、頭を使わないワーク。例えば、

・譜面の作成
・音符の打ち込み、浄書、パート譜の作成
・資料、楽譜など雑多な整理
・パソコンのメンテ

など。


その中で、特に多いと感じているのが楽譜作成に費やす時間です。

アレンジは知的な作業なのでストレスは少なめなのですが、締め切りを間近に控えた状態での楽譜作成に関する作業は、単調さも相まってなかなかのストレスです。
特に、マウスでルーチンの作業などは特に…

ということで、今年に入り以下の記事を参考にFinaleの作業の効率化に取り組んでいます。

www.finalemusic.jp

ワークフローも固まり、いそいそとマクロを組んでおります。


こんな感じのイメージです。
FinaleをiPadから操作しております。


youtu.be


アウトプットのクオリティも追求しつつ時間を作りたいものです。

小さい財布

晴れた日は、気持ちがそわそわします。
自分好みにカスタマイズした自転車で輪行なんて最高ですね。

輪行は、気軽に楽しみたいもの
荷物は少ない方が良いですね。

普段は長財布を使っていますが
輪行の時はabrAsus小さい財布のブッテーロレザーを使っています。

カードは5枚程度(少ないと抜け落ちてしまうかも)
お札は三つ折りで、一万円札も問題なく入ります。

とてもコンパクトなので、普段使いになっています。

使い始めて3年目です。
良い感じの飴色になってきました。

予備を準備しようかな、と思うくらい気に入っています。

Interface2017年8月号のお菓子認識プログラム実行時のIOErrorについて

はじめに

Interface2017年8月号のお菓子認識記事におけるお菓子の音を判定するプログラム(eval_snack.py)を実行したところ、私の環境ではIOErrorとなりました。

結果的に回避できましたので、その方法の紹介です。

環境

- Linux raspberrypi 4.9.36-v7+ #1015 SMP Thu Jul 6 16:14:20 BST 2017 armv7l GNU/Linux

  • USBマイク

- MXL USBバウンダリマイクロフォン AC-404

MXL USBバウンダリマイクロフォン AC-404

MXL USBバウンダリマイクロフォン AC-404

発生事象

記事の通りもろもろ準備をして、P.39に従ってお菓子の音を判定するプログラム(eval_snack.py)を実行すると以下の通りIOErrorになりました。

$ python eval_snack.py -m result/snack.model
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.rear
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.center_lfe
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.side
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.hdmi
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.hdmi
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.modem
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.modem
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.phoneline
ALSA lib pcm.c:2239:(snd_pcm_open_noupdate) Unknown PCM cards.pcm.phoneline
ALSA lib pulse.c:243:(pulse_connect) PulseAudio: Unable to connect: Connection refused

ALSA lib pulse.c:243:(pulse_connect) PulseAudio: Unable to connect: Connection refused

Cannot connect to server socket err = No such file or directory
Cannot connect to server request channel
jack server is not running or cannot be started
recording...
Traceback (most recent call last):
File "eval_snack.py", line 152, in
main()
File "eval_snack.py", line 133, in main
data = stream.read(CHUNK)
File "/usr/lib/python2.7/dist-packages/pyaudio.py", line 605, in read
return pa.read_stream(self._stream, num_frames)
IOError: [Errno Input overflowed] -9981

やったこと

  • eval_snack.pyの104行目のCHUNKの値を1000から1024に変更
  • eval_snack.pyの135行目もrecording finishに修正(エラーとは関係ありません)

エラーになった当初は「PulseAudio: Unable to connect: Connection refused」や「IOError: [Errno Input overflowed] -9981」の線からggりまして、pyaudioを再インストールするなど2日ほど悩んでおりました。結果的に録音の設定の問題だろうと考えまして、pyaudio動作確認を行ったサンプルプログラムとeval_snack.pyのコードを調べてみたという流れです。

マイクの設定を行って、pyaudioのサイトに示されているサンプルコードがエラーなく実行できれば、準備に問題はないと思います。

おまけ

当該記事のプログラムは、Macでも動作しました。
特に悩んだところはありませんが、Chainerのバージョンは1.24.0でないと動きませんでした。

宮大工棟梁・西岡常一「口伝」の重み


「知識はもっとかなあかん。だけど知識人になるな」

西岡常一氏の言葉です。
考え方や見方などの知識は必要だけれども、それに縛られたり、自分が得た知識を絶対だという考えを持ったらいけないという戒めと理解しています。

いったんは頭にたたき込んで知り、そして、知った後は捨ててしまえと。(宮大工棟梁・西岡常一「口伝」の重み(P.222))
歳を重ねるごとに、氏の言葉の重みが増すように感じております。

憤を発しては食も忘れ、道を楽しんでは憂も忘れ、やがて老いのやってくることにも気づかない。

そんな人生を送りたいものです。

安岡正篤 人間学

安岡正篤 人間学 (講談社+α文庫)

安岡正篤 人間学 (講談社+α文庫)

安岡正篤氏は陽明学の大家であり、彼の思想が2.26 事件や、5.15 事件に影響を与えたとも言われることもある人物である。

氏に関する著作は、とある理由にて意図的に避けていましたが、3年ほど前に感想を書かざるを得ない状況になりましたので、その時の感想文の一部を紹介します。

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